よくあるご質問

段差解消に関するQ&A

介護や車椅子を必要とする方の生活をサポートし、建物内外の段差を解消する段差解消機「ダンサスケット」の製造・販売・レンタルを行う「大邦機電」に、多く寄せられる質問や疑問にお答えします。

建築確認申請が必要なのはどのようなときですか?
基本的には、建築物内に設置を計画する際に必要となります。建築物外部の場合は基本的には対象となりません。
但し以下のような場合は、所轄の建築指導課等にご相談ください。
1.設置計画位置が、建物内か外か判断が難しい場合。
2.バリアフリー新法等法令により、設置を計画する場合。
(建物外部の場合も含め)
3.設計計画をしている建物の検査済証がない場合。
4.外部の計画で、目的が「観光」に該当する場合。
(工作物としての確認申請が必要)
個人住宅でも施設(特定建築物)でも必要です。「ダンサスケット」で適応可能なので、詳しくはお問い合わせください。

建築確認申請について

弊社の「ダンサスケット」を含む段差解消機は、エレベーターと同じ扱いになることが定められました(平成12年に当時建設省より告示された「特殊な構造又は使用形態のエレベーターおよびエスカレーターの構造方法を定める件」(告示1413-9)による)。

建築確認申請とは

建物を建築する際に、その建築計画が建築基準法などの関連法令に適合するかどうか、確認を受けるために行う申請のことです。申請書の提出先は都道府県もしくは市区町村の建築主事に加え、民間の指定確認検査機関などがあてはまります。適格であると判断された時点ではじめて工事に着手することができます。

建築確認申請の流れ(一例)

建築確認申請の流れ(一例)

必要書類

  • 段差解消昇降機据付図
  • 案内図
  • 委任状(本人以外が提出する場合)※2
  • 型式適合認定書(写し)仕様書を含む
  • 設計書

*以上、それぞれ正・副の2部を提出

  • ※1 フロー内容にかかわらず、建築基準法第6条第1項第1号~3号に該当する建築物はすべて、昇降機の確認申請が必要です。
  • ※2 代理人は、建築士または行政書士の資格が必要です。
どの程度の段差まで解消できますか?
「ダンサスケット」は、段差解消能力40cmから1.6mの機種までそろっています。2台組み合わせれば約3mの段差を解消することができます。
仕様によってどのような違いがありますか?
設置する場所やお客様のご要望によって、適した機種をご提案しております。 目安として下記の表をご確認ください。

場所 要望 おすすめ仕様 仕様
玄関 できるだけ安価 塩ビシート仕様 標準仕様
デザイン性重視 タイル張用ピットフレーム仕様 オプション
デザイン性重視+
パネルスカート
タイル張用パネルスカート仕様 オプション
掃き出し窓 防雨対策 油圧ユニット別置化 オプション
滑り防止を
リーズナブルに
防雨型しま板テーブル仕様 オプション
滑り防止を防サビ・
無塗装で
ステンレステーブル仕様 オプション
サッシ溝の乗り越え サッシ用ブリッジプレート オプション
玄関テラス 防雨対策 油圧ユニット別置化 オプション
滑り防止を
リーズナブルに
防雨型しま板テーブル仕様 オプション
滑り防止を防サビ・
無塗装で
ステンレステーブル仕様 オプション
デザイン性重視 タイル埋め込み仕様 オプション
部屋の中・部屋と部屋の間 できるだけ安価 塩ビシート仕様 標準仕様
デザイン性重視 フローリング張仕様 オプション

それぞれの仕様について、詳しくはラインナップをご覧ください。

安全対策にはどのようなものがありますか?
お客様のご要望によって、次のような安全対策仕様をおすすめしております。

要望 オプション仕様
昇降高さが1m以上 車椅子車留め用フラップ
手すりが必要 スチール製パイプ手すり
ステンレス製パイプ手すり
握部樹脂製手すり
停電時でも下降させたい 停電時緊急下降装置
停電時でも昇降させたい バッテリー駆動油圧ユニット
スイッチ操作の仕様にはどのようなものがありますか?
段差解消機以外でスイッチ操作を行う場合、ご希望のスイッチ設置場所によって「2カ所操作ユニット」「3カ所操作ユニット」を提案しております。
押している時のみ昇降する「押し切り式」と1度押すと操作を保持できる「自己保持式」があります。これらはオプション仕様です。