建物の屋内・屋外の段差を解消して、車椅子などでのスムーズな移動を可能にする段差解消機「ダンサスケット」を設置した方からの、喜びやさまざまな感想を紹介します。
トイレスタンダップをインターネット検索で見つけたのは、徐々に進行する筋力障害のため立ち上がりに不自由を感じるようになり、とうとう辞職する時がきてしまったか。と思い悩んでいるときでした。
これがあれば、まだ仕事を続けられるのではないか。と思いましたが、職場に設置をするのは図々しいのでは・・・と考えてしまい、暫く口にできずにいました。
しかし、そうしていても問題は解決しません。
いつかは区切りをつけなければと、辞職の話を職場の友人に話すと、「それを設置してもらおうよ!」と励まされました。その勢いを借りて上司に相談すると、設置して仕事を続けることを後押ししてくださり、現在仕事を続けられています。
その時の安堵感は、言い表すことができません。感謝の気持ちでいっぱいです。
トイレスタンダップを数ヶ月間使用してみての感想は、ちょうど良い速度とスムーズで安定した動きにより、使っていて安心感があります。指先の軽い力で操作ができ、好きな高さで止められますし、停電時にも使用できるバッテリー機能も備えられています。
そして、他社製品にはない一番の違いは【座面から35cmまで上昇する】ことです。
“自分で立ちあがれる高さ”“ドシンと落ちないよう座れる高さ”は、どちらも人それぞれの症状や、その時の体調によって違います。またトイレのように、前に机等がない場所では立ち上がれない症状がある場合、他社製品のように15cmほど上昇しても立ち上がれないことが多いです。
【座面から35cmまで上昇する】このことは、“立てるけど立ち上がりが不自由”な私にとって最良の製品でした。
設置の際は、使いやすいように危なくないようにと、とても丁寧に対応して頂き、まるで当事者のように一生懸命に考えてくださる姿勢に胸が熱くなりました。
こういう製品をずーっと前から作り続けてくださっていること。現在もバリアを取り除く新しい製品作成に力を注いでくださっていること。大変心強いです。本当にありがとうございます。
これからもどうぞよろしくお願い致します。
毎年秋に開催される「国際福祉機器展」にて田名網社長とお会いしました。
同展示会には他にも複数住宅用リフトを展開している会社さんが出展されておりましたがどれもサイズの大きいものばかり。その様な中、大邦機電様の商品はコンパクトで施工も非常に多くのケースに対応できると伺い、「自宅を新築する際は、こちらの会社さんにお願いしよう」と決めていました。
実際、建築計画が進む中で、非常に親切に対応頂き、安心してお願いすることが出来ました。
また計画段階から相談に載っていただいていたこともあり、設置スペースも無駄なく、使い勝手よく、すごく重宝しています。
車椅子ユーザーにとっては、アプローチ計画が非常に大切になります。雨が降れば傘もさせませんし、重たい荷物を膝に載せてスロープを上がるのも困難です。リフトをつけて本当に良かったと思っています。
その節は遠方まで来て設置していただきましてありがとうございました。成人している息子は知的身体の障害があり、この度中古住宅をリフォームして住むことになりました。家の中は平屋にしては段差なくスムーズに生活できる設計にしてもらいました。でも道路と家の高低差(1.4m)を無くすことはできず、最初はエレベーターを考えましたが高さが足りないということで断念しました。
それぞれの会社の担当者の方とお話しさせていただくのですが、みなさんあまり詳しくご存じないのでこちらが不安になることがとても多かったです。ダンサスケットを設置することに決めた理由は幾つかの質問を度々させていただいて不安が取り除けて、段差解消機を設置することで外出が楽になると思うことができたからです。
毎日安心して乗っています。
母が怪我をして足が不自由になり、リハビリをしていますが、階段の上がり降りがきつくなり、移動支援カートを押しながら歩く生活になってしまいました。
それでも自分のことはなるべく自分でやりたい思いと、家の中だけの生活は耐えられない母の思いが強く、人の手をなるべく借りないよう、好きな時に自由に外に出られるようにダンサスケットを設置いたしました。
設置後、身体の痛みや辛さも軽減され、何より外の空気を味わうことができ、ますますリハビリにも意欲が出てきました。
外に出られる事の楽しさを実感し、今はとても楽しみながら毎日を送っています。
定期的にメンテナンスもしていただき、不具合があるときなどの緊急の対応も早くいつも助かっております。
これからもよろしくお願いいたします。
母は、元々リウマチだったのですが、リウマチ性血管炎という病気で下肢に麻痺が出て急に立つことができなくなり、車椅子生活になってしまったのです。入院治療中だった母が自宅に帰るには、昔ながらの住宅である玄関をどうにかしなければならなくなったのです。
玄関は30cmほどの段差、スペースも狭く、歩けていたころは階段を設置してもらい上り下りしていました。退院してからも、その玄関の出入りは容易ではなく、車椅子の前輪を持ち上げたまま後輪のみで3段の階段を上り下りしなければ、外へ出ることができず、介助も私しかできませんでした。母も怖がるし、危険もあるので、介助にはかなりの注意が必要でした。
どうにか、リフト設置ができないものか?と調べた時に、ダンサスケットに出会いました。既製のリフトは設置することは無理で、他社での相談では大掛かりな工事内容ばかりでした。ちょうど、福祉機器展もあり、ダンサスケットを見に行くこともできて、田名綱様にもお会いでき、行政の助成のこと等、多岐にわたってアドバイスもいただき、設置まで大変親切に対応してくださいました。
最初に調べていた時に、「家で暮らすをあきらめないで」との言葉に心をうたれました。
あきらめかけた自宅での生活に、光が見えてきて本当にうれしかったのを今でも覚えています。通院の時ぐらいしか出かけることができなかった生活が、2016年の初めに設置していただいてからは、出かけることが大好きな母は毎週のように出かけています。花が大好きだった母を連れて、水仙まつり、菖蒲まつり、近所への買い物やお散歩。近所の人も久しぶりに会えて喜んでいました。車椅子ではあるものの以前の生活に戻りつつあるのです。春には、花屋へ何度も草花を買いに行き、玄関外にある草花の手入れもしました。夏には、花火大会を見に行き、そしてブドウ狩りにも行きました。もしかしたら以前よりも出かけているかもしれません(笑)
それというのも、本当に車椅子でも出かけやすくなり、家で暮らしているからこそできることだと思い、ダンサスケットを設置してもらったこと、行政にも掛け合ってくださった田名綱様には感謝しております。
今後は、リハビリも頑張っているので、母一人でも出かけ、以前の家での暮らしをすることが目標です。その時にも、大きな段差があれば、まだまだ遠い先になってしまいますが、ダンサスケットがその時も母を助けてくれることをうれしく思います。
長く他社メーカーの段差解消機を使用しており、サポートがなくても家からの出入りが可能でした。が、自宅車庫に設置した段差解消機に、入庫中の運転誤りで接触・破損。メーカーはすでに段差解消機事業から撤退、さらに破損個所が出荷時のアセンブリ部分で部品の交換も修理も叶わぬ状況に…。他社製品を探すものの、既存スペースに昇降高100cmの条件に合うコンパクトサイズの製品はありませんでした。昇降距離の大きな製品はサイズも大きく、コンクリの基礎をハツるなど工事も大掛かりに…しかもその場所は唯一の庭への出入り口。複数の業者に相談しましたが埒があかず、1ヶ月以上外出ができない状況に陥り困っていました。
インターネット上を検索しまくり目に留まったのが大邦機電さんの【ダンサスケット】でした。藁にもすがる思いでコンタクトをとると、すぐに現調に来てくださり、要望を聞いてくださいました。
提案・見積り・工事とスムーズに進み、また自由に外出ができるようになりました。悪条件の中、知識と経験・技術力に裏付けられた知恵を絞ってくださり、我が家の〝困った〟を解決していただきました、感謝。【ダンサスケット】は、昇降時の音も静かで気になりませんし、テーブルのブレや揺れも感じません。腰高の手すりで囲んであるのであるので落下の不安もなく使用しています。
ダンサスケットは安定感が抜群です。動きがスムーズで、振動もありません。
昇降スピードもちょうど良い具合に調整して頂いたのが、毎日使ってみて、ストレスとならず、購入して良かったと思うポイントです。
我が家の場合は、手動昇降機と部屋の掃き出し窓の間に、渡し板が必要でしたが、主人が操作出来るタイプの段差解消機が見つかりませんでした。
介護という観点からすれば、安全のために、ひとりで勝手に操作できないようにする事が多く求められるのかもしれません。しかし、主人の場合は、ダンサスケットのこの機能によって「自由」を得ることができました!動きが抜群に安定していますので、不安がありません。
とは言っても、車椅子生活が始まったばかりの私達。主人が操作するのを必ず誰かが見守っているのですが、誰も手をだしません。それほど一連の動きがスムーズなのです。
独りで操作して動ける事が、主人の心にとって励みや自信に繋がって行きます。
本当にダンサスケットにして良かったと感じる瞬間です。
車椅子は、ほんの少しの段差や、地面の舗装によって、動けなくなるんですね。
道路のグレーチングがとても危険です。体幹がありませんので、落車は命にかかわります。
主人の場合、常に痺れや痛みがあり、振動にとても敏感です。衝撃があるところは必ず敏感に避けて動きますから、段差解消機の乗り降りに段差が無いというのは重要な要素でした。
最初は、段差解消機に5センチほどの段差があっても、何とかなるだろうと思っていまして(今考えるととても傲慢な考えでした)、主人の使いやすさに合わせるのでなくて、機械に主人の動きを合わさせようとしていた私の考えが恥ずかしくなります。
屋根を設置したので、雨はかかりません。
ただ、風の周り場所なので、落ち葉は吹き溜まってしまいます。
乾いた落ち葉の掃除は殆ど苦にはなりませんが、横にお掃除ポケットを開けて頂いたので、活用させて頂いてます。心配りを有難うございます。
考えてくださった工場の方に宜しくお伝えください。ありがとうございました。